11月に入りました。箱根宮ノ下の曹洞宗寺院「養食山 常泉寺」さんで毎月1日に行われている朝粥の会に参加しました。副住職さんは僧侶でもあり、フレンチシェフの肩書も持つプロの料理人でもあります。期待に胸を膨らませてお友達の車に乗せていただき、早朝の箱根へ向かいました。
ダウンジャケットがちょうど良い早朝の箱根。紅葉も少し始まっていました。
本堂にて朝の法要をしていただき、住職のご説法のあと、庫裏で朝粥のお精進をいただきました。
本日の献立
カボチャとさつまいも粥、呉汁、秋野菜のあんかけそば、皮つきレンコンと人参のきんぴら、漬物、和梨の寒天寄せ
精進出汁を作った時に出た、炒った大豆の出し殻で作った呉汁。それ以外の出し殻はすべてそばの具になったそうです。そばの餡には昆布・かんぴょう・干し椎茸の出し殻が入っていました。生ごみを出したくない、という副住職のお言葉には、物を大切にするという禅のご修行で会得された教えも、もちろんおありだと思いますが、小さな頃から身に付いた、きちんとした生活習慣が今に生きているのではないかと思うのです。
普回向をお唱えしてごちそうさまでした<(_ _)>
紅葉の始まった箱根の山々、青空に映えてとても綺麗でした。
台風による箱根の被害からの復興と、箱根登山鉄道の復旧が着々と進み、箱根に暮らす皆さまや観光客の方々が安心して過ごせる「明るくて穏やかな箱根」が早く戻ってきますように。
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