5年後

8月15日。お盆。終戦記念日。

1週間位前から、5年前のお盆の頃の記憶を、ふとした瞬間に急に思い出すようになりました。暑い暑い夏だった。事情があって、アパートで生まれて初めての一人暮らし。

何もかも無くし、最小限の身の回りの荷物を抱えて、ワンルームのアパートに引っ越しをしたのが8月14日。心細くて、寂しくて、なんで私がこんな目に合うのかと、泣き暮らし、悪い夢をずっと見ている感覚の毎日でした。ギックリ腰になり、胃潰瘍ができ(だいぶ後にわかったことですが💦)、ごはんも食べられなくなり、体重は今より10キロ近く痩せていました。頬はこけ、まるで骸骨のよう。

それでも、少しずつ前を向いて歩き出し、くじけては立ち上がり、倒れては起き上がり、それにはたくさんの人の温かい心、温かい見守り、まだ高校生だった息子の励まし、数えきれないくらいのご縁と御恩に支えられて、日に日に笑顔が戻っていったように思います。

かけていただいて忘れられない言葉はたくさんあります。

中学の卒業文集に載っていた、国語の先生のお言葉で「これからいろいろなことがあるだろうけれど、何一つ無駄なことなんてない。そう思っていきたいものだ。」という文章を、折に触れて思い出します。

 

あれから5年たち、私の生活も環境も大きく変わりました。

 

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5年前には、全く見ず知らずだった方たちと、こんなにしあわせな写真が撮れるなんて、5年前の私にタイムマシンに乗って教えてあげたい!

いや、知っていたのかもしれません (*´艸`*)

 

 

だから、5年後の私はどうなっているか。きっと、楽しくてしあわせで、不思議なことが待っているんだろうなあ。

 

 

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