お母さんの足を、洗ったことありますか?

突然のタイトルですが、その理由はのちほど書きます(*^^*)

東京ビッグサイトで行われた「癒しフェア」へ行ってきました。毎朝拝読させていただいているメンタルコーチ・人気ブロガーのワタナベ薫さんのセミナーに参加するためです。題して「最強の願望達成術」。どんなお話が聞けるのか、生のワタナベ薫さんってどんな方なのか、ワクワク興味津々で会場に向かいました。

東京ビッグサイトへ行くのも、ゆりかもめに乗るのも初めての私。なんだか子供の頃に戻ったようなはしゃいだ気持ちになりました。

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ビッグサイトはその名の通りとにかく広かった!(*_*; 前日のブログで、早めの到着を呼び掛けていただいていたお陰で、時間に遅れることなく、前から2列目の席に座ることができました。

1000人は入れる国際会議場の9割方席が埋まり、9割以上が女性。みなさん初めて会った方々のようなのに、気さくにお話されている場面をたくさん見かけました。私の隣に座った20代の女性は7月7日に結婚したという新婚さん♡ 5年前からブログを見ていると言い「あ~緊張する!」「ドキドキする~!」とワタナベさんに会えるのが嬉しくて仕方ない様子でした。(^^♪

そして定刻になり、ワタナベ薫さん登壇!

まず感動したのが、私たち参加者に対する感謝の気持ちと、参加者の立場に立った、心のこもった丁寧な言葉を最初に語られたことでした。

あっという間の90分間の講演でしたが、たくさんの気付きや刺激をいただけた中で、特に感動したお話が、今日の私のタイトルの「お母さんの足を、洗ったことがありますか?」でした。これはとある会社の入社試験での試験内容の話で、以下webから引用させて頂きます。

ある会社の入社試験のお話しです。

その会社の社長は
次のようなことに気づかれたそうです。

ノウハウや制度ばかりを追求しても
社員の心が豊かにならないと
組織は活性化しない。

「本当の感謝とは何か?」

を社員に実体験させてこそ
お客様に心から感謝できる社員が育つ。

このことに気づいた社長は
毎年の入社試験の最後に
学生に次の二つの質問を
するようになったそうです。

まず

「あなたはお母さんの
肩たたきをしたことがありますか?」

ほとんどの学生は
「はい」と答えるそうです。

次に

「あなたは、お母さんの足を
洗ってあげたことはありますか?」

これには、ほとんどの学生が
「いいえ」と答えるそうです。

「では、三日間差し上げますので
その間に、お母さんの足を
洗って報告に来てください。

それで入社試験は終わりです」

学生達はそんなことで入社できるのならと
ほくそ笑みながら会社を後にするそうです。

ところが、母親に言い出すことが
なかなかできないのです。

ある学生は
二日間母親の後をついてまわり

母親から

「おまえ、気が狂ったのか?」

と聞かれました。

息子
「いや、あのー
お母さんの足を洗いたいんだけど。」

母親
「なんだい?気持ち悪いねー」

こうしてその学生は
ようやく母親を縁側に連れて行き
たらいに水を汲み入れました。

そして、お母さんの足を洗おうとして
お母さんの足を持ち上げた瞬間・・・・

母親の足の裏が
あまりにも荒れ放題に荒れて
ひび割れているのを掌で感じて、
絶句してしまいました。

その学生は心の中で

「うちはお父さんが早く死んでしまって
お母さんが死に物ぐるいで働いて
自分と兄貴を養ってくれた。

この荒れた足は
自分達のために働き続けてくれた足だ」

と悟り、胸が一杯になりました。

そして

「お母さん、長生きしてくれよな」と
ひとこと言うのが精一杯でした。

それまで、息子の「柄にもない親孝行」を
ひやかしていた母親は「ありがとう」と
言ったまま黙り込んでしまいました。

そして、息子の手に
落ちてくるものがありました。

母親の涙でした。

学生は、母親の顔を
見上げることができなくなって
「お母さん、ありがとう」と言って
自分の部屋に引きこもったそうです。

そして翌日、会社に報告に行きました。

学生
「社長、私はこんなに素晴らしい教育を
受けたのは初めてです。

ありがとうございました」

社長
「君は一人で大人になったんじゃない。

お父さんやお母さんや
いろいろな人に支えられて大人になったんだ。

そして、これからはな
自分一人の力で一人前になるのではないんだ。

私も、お客様や従業員や
いろいろな人達との出会いの中で
一人前の社会人にならせていただいたんだよ」

ワタナベさんが大好きな話だということで、最後に話してくださいました。

私も、息子に足を洗ってもらったりしたら、考えるだけで涙がこみ上げてきます。

母にも優しくしてあげなくっちゃなぁ。。

セミナーが終わり、サイン会ではとっても気さくにひとりひとりとお話して下さり、私が「先生と同じ歳なんです!」というと「同じ42年生まれ同士、これからも頑張りましょう‼」と握手してくださいました。私にとっては雲の上の存在の方。夢のような素敵な時間でした。

ワタナベ薫さんと

 

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